『医学のたまご』海堂尊
2008/03/20 (木) カテゴリー/小説(児童書)
中2の曾根崎薫は「日本一の天才中学生」として東城大学医学部で医学の研究をすることに。しかし実際はそのテストが薫の父親が作ったもので、それを過去に解いたことがあったため好成績をとってしまったのだった。コミック雑誌を愛読し、英語もからきしの少年が入った総合解剖学教室には、お金と名誉を大切にする藤田教授、薫と同じコミック誌を愛読する桃倉助手、そして薫と同じスーパー中学生として医学部に入った佐々木がいた。本当は全く医学の知識がない薫は同級生の医学オタクの三田村と幼なじみの美智子の協力で、学力をごまかしながら医学部に通う。ところが薫の実験が世紀の大発見となり、周囲は大騒ぎになるのだが…
海堂先生、児童書に挑戦(笑)
まあ…日経メディカルという雑誌でこの内容で連載されていたというのはどういう位置づけなのでしょう。お医者さんの癒し系…とか。しかし2008年1月号まで連載していたというのに、すごい早さで単行本になってますけど(驚)
物語はテキトーなことをやって”天才少年”となってしまった薫が、最後には「論文捏造」という大問題に立ち向かうという勧善懲悪もの。そういう意味ではミステリーなのかしら…でもバタバタしているうちに終わってしまって、ミステリかどうかなんて分からないままです。
もともと海堂さんの小説は人物造形が粗いというのが印象ですが、今回も「おーいおーい」と突っ込みたくなるような人が沢山。でもバチスタ以降のシリーズを読んでいれば分かる人が結構出ています。人物についてはその程度。歴史オタクの薫より、中学生で論文読んだりするヤツいるのかな。全てが架空だからいいのかな。でも頭の良い子たちは医学書だってすらすら読めてしまうのかしら。私とは全くの別世界……、その点やはり病院の中の人の方がリアルでした。あと不思議なのがパパですが、ゲーム理論研究者だからか(?)何か達観しているような。不思議な親子でしたね。
あとは、登場人物に懐かしい人を捜すゲームをしていました。グッチーはかなり最初に出てあとは出て来ない。ぶーぶー。でもびっくりした。大学に何があった!と思ったら、どうも一度は潰れたらしい。おお??でも高階さんや翔子は残っているんだとか、あの様子では速水先生は東城大学に戻って来なかった(戻ってきたが再び去った)とか、考えるポイントは多かったです。他もろもろ……楽しみ方が違いますね。
この本を読んでお医者さんを目指す子どもたちがいるのかどうかは分かりませんが、小説のうまい下手より海堂さんは自分の云いたいことはうまく小説に盛り込む人だと思います。終わり方もいつもの通り爽快…(か微妙だけど)大どんでん返しでカラリと終わります。こういう力を持った人って、どの世界にも一人はいてほしい・・・・
海堂先生、児童書に挑戦(笑)
まあ…日経メディカルという雑誌でこの内容で連載されていたというのはどういう位置づけなのでしょう。お医者さんの癒し系…とか。しかし2008年1月号まで連載していたというのに、すごい早さで単行本になってますけど(驚)
物語はテキトーなことをやって”天才少年”となってしまった薫が、最後には「論文捏造」という大問題に立ち向かうという勧善懲悪もの。そういう意味ではミステリーなのかしら…でもバタバタしているうちに終わってしまって、ミステリかどうかなんて分からないままです。
もともと海堂さんの小説は人物造形が粗いというのが印象ですが、今回も「おーいおーい」と突っ込みたくなるような人が沢山。でもバチスタ以降のシリーズを読んでいれば分かる人が結構出ています。人物についてはその程度。歴史オタクの薫より、中学生で論文読んだりするヤツいるのかな。全てが架空だからいいのかな。でも頭の良い子たちは医学書だってすらすら読めてしまうのかしら。私とは全くの別世界……、その点やはり病院の中の人の方がリアルでした。あと不思議なのがパパですが、ゲーム理論研究者だからか(?)何か達観しているような。不思議な親子でしたね。
あとは、登場人物に懐かしい人を捜すゲームをしていました。グッチーはかなり最初に出てあとは出て来ない。ぶーぶー。でもびっくりした。大学に何があった!と思ったら、どうも一度は潰れたらしい。おお??でも高階さんや翔子は残っているんだとか、あの様子では速水先生は東城大学に戻って来なかった(戻ってきたが再び去った)とか、考えるポイントは多かったです。他もろもろ……楽しみ方が違いますね。
この本を読んでお医者さんを目指す子どもたちがいるのかどうかは分かりませんが、小説のうまい下手より海堂さんは自分の云いたいことはうまく小説に盛り込む人だと思います。終わり方もいつもの通り爽快…(か微妙だけど)大どんでん返しでカラリと終わります。こういう力を持った人って、どの世界にも一人はいてほしい・・・・
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コメント(2) | トラックバック(0) | ↑ページトップ
こんにちは。たまごお読みになったのですね。珍しくナナメ読みしていらっしゃる(笑)と感想を拝見いたしました(私はいつもナナメ読み)。そうですよねーああ〜戻って来なかったんだなーって思いましたよね…。医学コラムや記事を読むと救命は結局病院のお荷物、という内容が多くて毎度心が痛みます。
それにしてもあの本で一番の驚きどころは田口先生の肩書きでした(間違った読み方)。
それにしてもあの本で一番の驚きどころは田口先生の肩書きでした(間違った読み方)。
ひらさか | URL | 2008/03/22 (土) 20:02
こんばんは。いつも楽しく拝見させていただいております。
たまご……物語としては今イチだったのですよね(まずいか)。物語が一重で終わりというか。早々に田口先生の肩書きに「!」となってしまい、ついついそちらに気が行ってしまったのもありますが。誰だってあそこで驚く筈です!!
あとは北の物語に登場するのを待つのみですよ!ここまで期待して全て霞がかかったまま終わってしまったらどうしましょう。でもあの連載は私には読みにくく、これといった期待が出来ないのですが…
たまご……物語としては今イチだったのですよね(まずいか)。物語が一重で終わりというか。早々に田口先生の肩書きに「!」となってしまい、ついついそちらに気が行ってしまったのもありますが。誰だってあそこで驚く筈です!!
あとは北の物語に登場するのを待つのみですよ!ここまで期待して全て霞がかかったまま終わってしまったらどうしましょう。でもあの連載は私には読みにくく、これといった期待が出来ないのですが…
tonikakuusagi | URL | 2008/03/22 (土) 23:13
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